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植民地朝鮮の日本人宗教者
記事題目
「海外布教に就て敢て本宗諸大徳に望む」
作者
西貞生
雑誌名
『日宗新報』
号数等
503
年月日
1893年8月20日
本文
察し来れば優柔不断布教伝道を以て念頭に懸くるもの復幾何かある是れ偏して独青年僧侶の罪とのみ謂ふべけんや堂々たる僧侶諸師が教育に力を尽さす布教に偸安なるも亦其罪を免かれざるなり諸師それ努力せよ青年亦大に喚起する所ありて守れや法城、進めや海外、我輩が本宗諸大徳に望む所以のものは他になし彼の僧正旭日苗上人韓国布教の一事是なり同僧正が教育不振布教式靡僧侶偸安の今日に際し我宗に於ける海外布教の先鞭を着けらるゝ豈復偉ならずや
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