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植民地朝鮮の日本人宗教者
記事題目
△韓人敎會
作者
雑誌名
『浄土敎報』
号数等
684
年月日
1906年2月26日
本文
京城開敎院に於て最初廣安開敎使長韓人敎會なるものを組織し松岡開敎使長に至り一層之を拡張し今や十參道各要所に之れが支院の設置を見ざる所なく會員の數殆んど五六萬ありと云ふ内容は兎に角韓人間に於ては大日本浄土宗と云ふ名は慥かに紹介せられたり近來會員間に悪漢混入し爲に不都合を演じたる支院も一二ヶ所あれども之れ全く會員其ものゝ罪にて素より本宗の罪にはあらざるなりされど新聞などの冒頭に浄土宗云云と云ふ文字を冠ふらせらるゝは寔に在韓開敎に従事する吾人の返すへも遺憾として止まざる次第なり
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