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植民地朝鮮の日本人宗教者
記事題目
「内鮮の佛徒五百餘名參加の下に 朝鮮佛敎大會の幕開く ―中國代表も遙々來鮮參加」
作者
雑誌名
『中外日報』
号数等
年月日
1929年10月15日
本文
鶏林の佛敎史上に一大記鋒を残す可き朝鮮佛敎大會は内鮮佛敎徒五百名參加の下に去十一日を以て開會されたが、之には中國佛敎會を代表して江蘇省鎮江金山寺の仁山法師竝に淅江省寧波七塔寺の劉英法師及び日○文化協會主事のダンラルト氏等も遙○來鮮、參加した。
大會初日は午前八時の朝鮮神宮參拝に始り豊山の加藤管長一同を代表して恭々しく神前に玉串を捧げて黙祷、右了つて直ちに自動車を聯ねて朝鮮總督府に到着、九時參十分より庁内大ホールに於て商議會を開催、最初前田佛敎團副團長より大會開催に至る準備經過の大要を報告に及び座長に法相宗の大西良慶氏を推して役員の推薦に入り滿場一致左記の如く決定。
會 長 圓山全提
副會長 前田 昇
議 長 祥○晩成
副議長 姜 大蓮
理 事 谷内清厳、壬生雄舜、藤波大圓、佐々木浄鏡、中村健太郎
顧 問 林 泳寧、児玉秀雄
之を以て大會は茲に全く成立を告げてプログラムの進行に移る先づ丸山會長滿場の拍手に迎えられて登壇一場の挨拶を述べて開會を宣しそれより斎藤朝鮮總督、小橋文部大臣(松尾宗敎課長代読)を始め京畿道知事、中國佛敎會代表、佛敎聯合會、京城府尹
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