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植民地朝鮮の日本人宗教者
記事題目
「朝鮮近信(加藤文敎師八月八日發)」
作者
雑誌名
『日宗新報』
号数等
450
年月日
1892年8月20日
本文
同師より來信の端に昨年九月渡韓の際信徒を調査せし所ろ惣計二十九戸なりしが當今は八十九戸となり(即ち釜山浦のみの信徒)尚ほ暗々裡に信仰するもの頗ぶる增殖せるもゝ如し而して本港の寺院といふは日蓮宗と真宗なれど祭典會式等の際之を見るに唱題するもの六部を占め且つ其の信徒となりし所以は何れも著明なる利益に感じて他より改宗せしもの多數なれば其の信敎の度や最も厚く之を一々記したらんには新報の好材料とも存じ候(以下略)
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