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植民地朝鮮の日本人宗教者
記事題目
「海外布敎所新設認可」
作者
雑誌名
『真宗』
号数等
昭和5年10月號
年月日
1930年10月
本文
朝鮮開敎監部に於ては本年に入りてより布敎所開設の準備にかゝりつゝあつたが、馬山醴泉の二布敎所は本山より開設認可をなすところとなりて各々在勤任命中の處、醴泉には内麻賢章氏が赴任する事になつた。尚鮮人敎化の敎場として新設中の新都内布敎所もその開設認可を得たるにより近く在勤も任命される事となり、その在勤には曩きに本山に於て得度をなしたる論山同朋協會主幹金貞黙氏竝に本年參月谷大専門部卒業の黄滋淵氏が任命された。この二人をしてその地の鮮人佛敎青年會の統一を計れぬ鮮人のみにて真宗敎團を形成をなして活躍せしむべきことに決定せり、この結果を見て益々純鮮人よりなる敎場を增加する方針である。
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