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植民地朝鮮の日本人宗教者
記事題目
「統計表上の朝鮮の宗派別」
作者
雑誌名
『中外日報』
号数等
年月日
1921年5月28日
本文
内地佛敎各派の中には大谷派が最も古く其僧侶の釜山に上陸したのは文政年間であつた、四十四の布敎場に五十六人の敎役者内地人信徒參萬餘鮮人八百十八人を有してゐる。
本派は五十七布敎場八十一布敎使で内地人五萬餘、鮮人五千九百四十二人の信徒があるが、浄土宗、曹洞宗などの勢力が其の次に位して各宗派を合すると二百八十九の寺院、參百二十參の布敎使十二萬六千餘の内地人一萬七千九百九十六人の鮮人信徒を有する、だが基督敎が公然と布敎を許されて二十五年來開拓した敎勢に比すると佛敎各宗のはお話にならぬ。
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