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記事題目

「韓人敎會の活動―西本願寺の中學校起らん」

作者

雑誌名

『中外日報』

号数等

年月日

1910年8月19日

本文

西本願寺の韓人敎會は去卅九年來京城本願寺にて組織し會員七千數百名に達し麻浦、高陽、利川、○州、安養の各地に分會を有し先般の臨時伝道には韓人信徒(伝道助手として敎育中の者)二十餘名を參加せしめて大道講演をなせし程にて漸次發展の傾向あり、今回更に平壌、定州、宣川、統営、光州、龍山の各地に分會增設の手續中なるが、該敎會本部を西○○洞元經理院跡に移転し○○ある韓人布敎の一歩を進ると同時に、佛敎大學卒業生中の秀才を撰抜し各道の名刹竝に京城に留學せしめ専ら韓語を研究なさしむる目的にて菊川慈群、藤原敎海、桑原貫一等の諸氏は先○として既に渡韓せしが尚ほ續々增員し一面には同派大聖敎會にて敎育中なる學生四十餘名を基礎とし簡易なる佛敎中學校を設立し韓國僧侶の子弟をも審査の上収容する手筈を定め龍山なる開敎總監部にては着々準備中なりと。

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