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記事題目

「鮮人開敎上畫期的な 朝鮮人僧俗大會 鶏林八道より續々馳參ず 大派朝鮮開敎監督部主催」

作者

雑誌名

『中外日報』

号数等

年月日

1934年7月8日

本文

大谷派朝鮮開敎監督部では豫ねてより鮮人同胞布敎の根本方策のもとに鮮人僧侶養成、鮮人僧侶を中心とする布敎所新設等に全力を注いで來たが不日更に
畫期的 な養成機關創設の風聞さへ伝はつて居る程で同派のこの事業の前途は各方面から非常に注視されて居たところ、今回同監督部では全道朝鮮人僧侶竝に門信徒總代總會、即ち全朝鮮人僧俗大會を昨七日より九日までの參日間忠清南道○山郡新都内布敎所竝に同附属新成學校に於て開催、本山敎學部より提出の「鮮人敎會の組織及び經営につき最も適當なる方法如何」なる諮問案を中心に鮮人布敎の將來の根本方法について協調すべき最初の大會を行ふことになり目下緊張裡に
進行中 である、尚召集せられた布敎出張所は萬頃、村山、聯山、魯城、城北、黒石、大野、大井、鎮南、西呂、大田、新都内の各管理者及び信徒總代外に論山、大田、公州各布敎所主任在勤、駐在官及び地方有志内鮮人二十名、警察署長、監督部代表等である。
因に現在同派に於る鮮人開敎使員は六名、夏期學校在學中の者八名で漸次增加の傾向を見せてゐる。

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