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植民地朝鮮の日本人宗教者
記事題目
「之も大谷派の新事業として 朝鮮の山林經営 鉱山事業と是非何れぞ」
作者
雑誌名
『中外日報』
号数等
年月日
1923年12月19日
本文
(前略)それからまだ 一つ餘り世間の知らない事實で一昨年頃から安部氏と法主とがコッソリと結托して秘密裡にやらせてゐる朝鮮の山林事業がある、之は元と參河の僧で可なり斯道に噂の高い所謂定評のある人物である橘圓寿氏といふが持込んで來たもので今、一生懸命に熱中してゐるのだが、植林だから善いが鉱山だから悪いといふのも変だが、坊さんだから正當だが俗人だから香具師だちもいはれまい、橘の持つて來た仕事は憂山的であるが岡本(米藏)の關係している仕事は
破山的だとは 一寸寸法の解らぬ説明だと或る金貸業者が物語つてゐた。
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