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植民地朝鮮の日本人宗教者
記事題目
「二鮮人の得度受式」
作者
雑誌名
『真宗』
号数等
昭和4年12月號
年月日
1929年12月
本文
京城向上會館の敎務主任で聖典の鮮語訳に従事してゐる李智光氏と、真宗同朋協會主事にして敎育に携はつてゐる金貞黙氏とは、かねてより大谷派に於て得度を受けたいとの願を抱いて居つたが、過般法主台下朝鮮御巡化の砌種々御援助を賜つたので、愈々その志を達することが出來る様になり、十一月四入洛の上、翌々日六日の得度式に參列、めでたく受式いたしました。式後法主台下は二氏を御接見に相成り、將來敎法の爲め奮闘するやうとの有難いお言葉を賜りました。又總長からも懇篤に激励される所がありました。今後朝鮮開敎の上に多大の貢献をいたすことゝ思はれます。
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