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記事題目

「佛敎朝鮮協會 本年度の計畫」

作者

雑誌名

『中外日報』

号数等

年月日

1921年1月12日

本文

椎尾博士を理事長とせる佛敎朝鮮協會本部には昨年東京に於て朝鮮敎化講習會を開催し、在京鮮人學生勞働者の爲に就學、宿舎、診療、職業紹介等の人事相談所を經営し専ら内鮮の精神的融和啓發に努めつゝあるが本年は鮮地に於て内鮮人の爲に講習會を開設し、便宜各所に於て敎化運動を爲さん計畫あり、在鮮各宗當局との諒解を得居れるを以て東京本部より近く田崎達雄氏渡鮮の上京城に駐在し在鮮各宗と提携協力の下に諸般の準備を爲す由にて田崎氏渡鮮と共に京城に事務所を開設さるべしと、尚同協會本年度豫算は収支參千六百五十圓にして支出の重なるは京城本部事務費、京城其他講習會費各一千圓、諸調査講演報告書費五百圓等にして各宗派の助成金に就ては近く各宗へ交渉の都合なりと。

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