top of page
植民地朝鮮の日本人宗教者
記事題目
「協議會決評復命書と具申書」
作者
雑誌名
『日宗新報』
号数等
570
年月日
1895年7月28日
本文
臨時宗會議長久保田日遙師より小林管長に提出したる書面は左の如し
◎復命書
本年六月二十五日より本月八日まて臨時宗會に於て決議候條項別冊の通りに候條依て復命候也
明治廿八年七月十參日
臨時宗會議長權僧正久保田日遙印
管長大僧正小林日蕫殿
臨時宗會決議録
(中略)
決議
(一)新領地台湾へ従軍僧二名派遣の事
此費額金參百圓とし布敎結社より支出する事
○第二項に係る議員提出案
朝鮮京城へ敎會所設置の件
(一)朝鮮京城に敎會所を設置する事
該費額金五千圓支出の事
○朝鮮子弟敎育に關する請願の件
決議
右請願を採用して補助を與るものとす
以 上
◎協議會決評具申書
本月九日以後は議員出席全員參分の二以上に達せず依て不得止協議會を開き別冊の通り決評仕候條御參考の爲め具申候也
明治廿八年七月十參日
臨時宗會議長權僧正久保田日遙印
管長大僧正小林日蕫殿
協議會決議録
一朝鮮京城敎會所新築及維持金湧出方法
決議
全國寺院の員數を參千ヶ寺と仮定し各寺の檀家惣代を海外布敎會員となし五ヶ年を期し左の喜捨金をなさしむ
一金五拾銭つゝ 初年(本年十月迄に徴集のこと)
一金拾銭つゝ 四ヶ年
一朝鮮子弟敎育費湧出方法
決議
(以下略)
bottom of page