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植民地朝鮮の日本人宗教者
記事題目
「各宗聯合伝道講習所設置の必要」
作者
雑誌名
『中外日報』
号数等
年月日
1909年7月17・18日
本文
今日の伝道は必ずも一宗一派の宗意安心を伝ふるのみを以て能事すべからざるものあり、例へば監獄敎誨の如き獄囚の信仰は多種異様にして・・・・軍隊布敎に於いては一宗一派に偏するの頗ぶる功少きを見る、・・・・・監獄敎誨といひ、軍隊布敎といひ、其の作業は異れども、國家敎化の補助として伝道するなれば偏に宗意安心を説くことに傾きて此の目的を害するに至りては折角の布敎伝道の功を奏する能はざるに至るやも知るべからざれば・・・・其他工場伝道學校布敎に於て略ほ同一の態度を要す。
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