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植民地朝鮮の日本人宗教者
記事題目
「同民會の發會式」
作者
雑誌名
『朝鮮佛敎』
号数等
1
年月日
1924年5月
本文
十五日朝鮮ホテルに於て擧行
内鮮融和を目的として生れた。同民會發會式は十五日午後二時より朝鮮ホテルに於て開催出席者百餘名擧行式に先き立ち同和會創立總會を開き發起人側の高橋章之助氏發會の挨拶を述べ有賀光豊氏滿場一致にて座長席に着き議事に入り佐藤虎次郎氏同會の創立經過報告を述べ規約の規定評議員の互選等あり小憩して評議員會をなし其の報告があつて總會を閉ぢ續いて發會式に入り北條會長代理藤井種太郎氏閉會の挨拶をなす次いで來賓祝辞、祝電の朗読等ありて晩餐會に移り午後六時半盛會裡に散會した因に議決として内鮮融和の決定的實行を期す旨を宣し更に左の如く決議した
一、大局に高處して内鮮融和の徹底的實行を期す
一、質實剛健の氣風を養ひ軽佻浮薄の思潮を排す
一、勤勉萬行の風を起して放縦惰弱の風を戒む
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