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植民地朝鮮の日本人宗教者
記事題目
「朝鮮に起つた同民會(運動の理想は宗敎的民族結合)」
作者
雑誌名
『中外日報』
号数等
年月日
1924年2月26日
本文
今度朝鮮に於いて實業家宗敎家敎育家その他あらゆる方面の人々を網羅した同民會といふものが起り内地に於いては這般朝鮮佛敎大會の用務を兼ねて各方面に此の會の了解を求めに來た發起人朝鮮農林株式會社の佐藤虎次郎、總督府嘱託の中村健太郎等の手に依つて各國務大臣や大谷光演、新井石禅その他各宗管長や佛敎聯合會幹部の賛助を得て大いに人種の聯盟的運動をすることに決定し、來る四月二十日頃朝鮮に於いて發會式を擧行することになつて居るといふ、この會に就いて發起人の中村氏は李元錫氏等と交々語る、本會は亜細亜民族結合の理想が運動の基調となつて居るのですが、吾々はこの運動の最後は宗敎的な運動にならなければならぬ―而して必然にそうなるのだと思つて居ります、今回幸に各宗敎家も賛成して下さつたが朝鮮佛敎大會などは此の中心になつて實際に活動することゝなりませう云々。尚ほ發起人委員長に北條時敬氏を推すことになつた。
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