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植民地朝鮮の日本人宗教者
記事題目
「朝鮮佛敎大會の財團企畫經過」
作者
雑誌名
『中外日報』
号数等
年月日
1924年10月19日
本文
既報朝鮮佛敎大會の財團組織の企圖に關しては同會常務理事李元錫氏過般來在京して専らその目的達成に奔走盡力してゐる。
仄聞する所に依れば同會の財團は參百萬圓募集の豫定にて今年中の第一期として半額の百五十萬圓募集の計畫なるが已に徳川家達、澁澤栄一氏等の斡旋によつて實業家方面にて五十萬圓は完成するらしく残る百萬圓の内五十萬圓宛を朝鮮と内地に於て各方面より募集の筈にて已に成算があると言ふ事であるし一方財團組織に關しては政府當局も了解し殊に朝鮮總督府は過日の下岡政務總監との會見經過より見るも大いに好意を以つてゐるらしく近く目的の貫徹を見るであらうとの事であるが此の際至急に話を纏めたいと言ふので小林源六、中村健太郎の両理事も去十六日着京政治家實業家宗敎家敎育家等の各方面に亘つて知名の士と相會し了解を求めつゝある。
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