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記事題目

「朝鮮僧侶養成所開設」

作者

雑誌名

『真宗』

号数等

473

年月日

1941年1月

本文

曩に本山に全敎を擧げて歸属した朝鮮忠清南道の弥陀敎は興龍寺と改称して各出張所と聯携を密に着々その効果を擧げつゝあるが、今回興龍寺駐留の開敎使庵無涯氏が興龍寺の各出張所に主任として配置すべき鮮人僧侶の養成を計畫、直に之が着手して去る一日より忠清南道大徳郡炭洞秋木里興龍寺内に「興龍寺僧侶養成講習所」を開設したが、年限は滿一ヶ年間で來る十一月末日迄である、なほ講習所規則の大要は左の如し
▲入所資格 (イ)二十一歳以上參十歳まで(ロ)小學校卒業程度(ハ)思想健全(ニ)身體強健(ホ)入所試験合格者▲學課日 宗乗、餘乗、修身、國語、声明法話、法務實習、農業實習▲義務 本所を卒業したるものは興龍寺又は出張所に於て參ヶ年以上服務すべきものとする▲寄宿舎にて起居し舎監の監督指導の下に忍苦鍛錬以て日本精神を養ふ▲興龍寺駐留開敎使庵無涯本講習所長兼講師の任に當る。

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