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植民地朝鮮の日本人宗教者
記事題目
「朝鮮最初の 曹洞選佛道場 愈よ四月より開く」
作者
雑誌名
『中外日報』
号数等
年月日
1938年3月16日
本文
半島における最初の選佛道場として開設される朝鮮釜山の曹洞宗總泉寺の専門僧堂は愈よ師家を大雄山の大石觀法氏、準師家を住職の伊東泰邦氏として四月中旬開單式を行ふ事となつたがこの僧堂の他と異る所は両祖の家風を大陸に宣揚すると共に、時代の要求に従つて支那、滿洲、朝鮮等殖民地の開敎布敎に堪ふる真の○○養成打出しに目的を置いてゐる点で、之れが爲め參禅學道専ら両祖の家訓に遵ひ宗乗、餘乗その他所定の學科を修得せしむる他、支那語、朝鮮語の両科目を特設して大陸布敎の實際的訓練を行ふ事になつてゐる。
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