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植民地朝鮮の日本人宗教者
記事題目
「朝鮮開敎監督部の布敎進出計畫」
作者
雑誌名
『真宗』
号数等
昭和5年3月號
年月日
1930年3月
本文
朝鮮開敎監督部では舊臘來各布敎所在勤會議を開き、新年度に於ける事業の打合せをなし、四月閉會される開敎團總會に於て更に協議した上で具體案の實現に向つて邁進することになつて居るが、本年は布敎第一主義を以て進む筈で、目下計畫されてゐる事業の二參を擧げると次の如きものがある。
一、朝起講演會 別院を中心として五月頃から十日頃まで毎月一週間位聯續して朝起講演會を開催すること。
一、女子青年會の組織 南山別院に於て既に二月九日女子佛敎青年會の結成式を擧行した。
一、小學校敎員座談會 小學校敎員を中心として信仰座談會を四月頃から開始すること。
一、鮮人敎化 従來よりも更に一歩を進めて徹底を期すべく、向上會館の如きも社會事業方面に伸張すっること。
なほ日校聯盟の結成、その他種々の事業が計畫されて居るのである。
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