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植民地朝鮮の日本人宗教者
記事題目
「海外布敎」
作者
黙笑
雑誌名
『明敎新誌』
号数等
年月日
1897年8月2・4日
本文
今日に於ても、もとより海外布敎に従事せるの宗派なきにあらずと雖、そは日本人伝道なり、外國人伝道にはあらず、布哇伝道の如き支那布敎の如き朝鮮敎化の如き皆な然らざるなし、(中略)進んで布哇島民をして參宝の名を聞かしめ、支那朝鮮をして日本佛敎の光明の下に摂取せんと欲するにあらず、
日本の行動は世界的ならしめざるばからず、日本の行動は正解的なり、日本佛敎徒の措畫世界的なざるべからず、既に我が佛敎をして世界的ならしめんとす、我が日本が海外移民に注目するが如く、移民伝道に注意せざるべからず、移民伝道に注意するのみならず、一歩を進めて外人布敎を計らざるべからず
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