top of page

記事題目

「興亞宗敎活動の中核體 興亞宗敎同盟組織案成る 陣容整備を待つて結成式」

作者

雑誌名

『中外日報』

号数等

年月日

1941年11月11日

本文

既報、翼賛會を中心に關係官庁とも聯絡の下に、興亞宗敎運動の中核體結成に構想の具體化を圖つてゐた「興亞宗敎新體制促進委員會」では、小委員會の原案を中心に、去八日翼賛會内の寺務所で慎重審議を重ねた結果別項の如く大綱を可決したので、來る十九日(豫定)永井東亞局長の出席を求めて最終的委員會を開催その統裁を得て正式にこれを決定した上、更に廣く關係官民に機構案を提示、協力を求めて陣容の確立を圖ることになつた。
興亞宗敎同盟組織大綱
一、本部組織 神、佛、基の有する國内外の興亞的機能を結集して茲に統一ある組織體を結成す
二、現地組織 現地における日本宗敎團體は神、佛、基一體となり各地域別に支部を結成す、右地域別は滿州、北支、中支、南支とす
參、指導組織 興亞宗敎同盟本部内に最高聯絡會議を開く
(1)機能 日本宗敎團體の持つ興亞的使命遂行の爲、各機關の機能を綜合して最高指導方針を決定す
(2)構成 陸、海軍、興亞院、文部省、内務省、大政翼賛會より各省長官の推薦せる者竝びに興亞宗敎同盟總本部の理事長、常任、常務理事を以つて構成す

bottom of page