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記事題目

「韓國併合と浄土宗管長」

作者

雑誌名

『中外日報』

号数等

年月日

1910年9月17日

本文

今回日韓併合成りたるに就て浄土宗管長山下現有師は去五日付訓示第四號を以て左の論告をなし此程發表したり
○○併合の ○○今や○○せられ彼の國土は○國の版圖に歸し彼の國人は帝國の臣民○○○是れ○○の盛時にいて豫が宗○と共に慶賀に堪へざる所なり蓋し我が敎○たる者は縦ひ殊邦異族なりと雖も慈愛を以て之に接し導くに正道を以てせざるべからず況や今彼我渾然として一團を成し同じく聖化の下に在るに於てをや宜く赤心を披露して交情を厚くし彼をして疑惧の念を捨てゝ均しく皇澤に霑はしめざるべからず且夫れ朝鮮往時佛法隆昌にして其伝來は因り我邦敎徒の之に負ふ所尠しとせず然るに近代に至て聖敎殆ど廃し四○○に迷ふ須く此の期に際して回光の事を圖り皇化を仰がしむると倶に法水を彼の荒田に○がんことを期せよ。

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