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記事題目

「鮮人布敎所、鮮人青年講習所等を新設し 朝鮮佛敎渡日記念日制定―大派朝鮮開敎團の答申内容―」

作者

雑誌名

『中外日報』

号数等

年月日

1932年5月15日

本文

既報せる如く過般の大谷派朝鮮開敎團總會は、本山當局の諮問案たる「鮮人敎化に關する具體案」中
一、鮮人部落進出の方法如何
二、間接布敎の適切なる方法如何
の二議案に対し○重審議せる結果滿場一致を以て左の如く決議答申するところがあつた。答申案内容の一部は既報の通りでその全内容を擧ぐれば左の如し。
答 申 案
鮮人敎化の上に言語、風俗、習慣を異にするを以て朝鮮開敎以來既に五十有餘年を過ぎ居るも未だその決定を見ざるは開敎の第一線に當る我等の遺憾とするところなるも独り我が派のみならず、内地人の宗敎團體は等しくこの悩みを抱き居るものなり、然るに、本年度の總會に際し本山當局より本問題に対し御諮問ありたるにつき我等開敎使員は過去の經験に徴し、現在の情勢に鑑み當面の實行として先づ國語を解する鮮人を中心として左記各項中地方布敎所の實情の許す範囲に於ける實動開始を意圖せんとす
一、各別院布敎所に於いて簡單な鮮人布敎所を新設すること
一、普通學校卒業生の指導をなすこと
一、年一回以上の鮮人青年講習會を開催すること
一、鮮人少年を小使として使用し之に宗敎的敎養を加ふること
一、朝鮮佛敎渡日の記念法要日を制定し鮮人に案内すること
一、鮮人布敎(現在就任者)を巡回布敎せしめること
一、鮮人有志と積極的交際をなすこと
一、簡單なる學術講習所設置のこと
一、朝鮮在來の宗敎及び民間信仰を調査すること
一、民間に隠れたる鮮人の篤信篤行の妙好人を表彰すること

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