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植民地朝鮮の日本人宗教者
記事題目
「鮮僧の養成」
作者
雑誌名
真宗大谷派『宗報』
号数等
大正八年六月號
年月日
1919年6月
本文
本山にては來る九月より朝鮮人尹相旭(京城出生、○洞公立普通學校を昨年優等にて卒業)及び金奎東(木浦出生、木浦公立普通學校を同年優等にて卒業)外両參名を真宗京都中學に入學せいしむることゝなれり、中學卒業後は大谷派開敎使たるに必要なる學科を實習せしめたる上、純然たる鮮人敎化を目的とせる寺院を、やがて其の部落に創設すべき筈なり、鮮人の敎化を徹底せしむるには、鮮人をして僧侶たらしめ之を中學より敎養せざるねからずとは識者の一致せる意見にして、朝鮮總督府に於ては此擧を賛同し、全道に亘り普通學校を優等にて卒業せるものより之を人撰したるなりと。
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