top of page

記事題目

「鮮語で正信偈 先生は上野開敎監督 舊水雲敎本部視察の大派宗義、間野氏談」

作者

雑誌名

『中外日報』

号数等

年月日

1937年4月17日

本文

大阪マハヤナ協會の間野敬重氏(大谷派宗議會議員)は本月上旬○鮮、最近大谷派に歸属せる舊水雲敎本部を訪ひその後の動きを視察したが、氏は右につき左の如く語る。去る四日舊水雲敎の本部を視察して來ました。恰度同本部の法會堂に於て約四十名程の舊敎徒が大谷派の衣を着けて上野開敎監督から声明の講習をやつて貰つていた。彼等は仲々熱心なもので、鮮語で正信偈や和讃を声誦してゐた相當うまいものだつた。敎主はどういう人か知らず自敎の行詰まりから止むなく歸属しやのではないかと推測されてゐる向きもあるが、それは兎に角として集まつている人達は熱心なものであつた。上野監督は四月一日から四日間本部に泊り込んで朝鮮語で敎えゐた。

bottom of page